ここは里山ウォーキングを楽しむクラブです。毎月2回のペースで、オアシス・里山・低山など、バラエティーに富んだめったに行くことのできないハイキングが計画され、季節に触れながら、体力に合わせてハイキングが楽しめます。
ウォーキングは足腰を鍛え、心身の健康維持に大事なことは分かっていても、なかなか続けられないものです。里山ウォーキングで楽しみながら歩く習慣が身につき、仲間との交流を深めることができます。
ニュース
★ お知らせです ★
<年間計画表>
2023年度 イベント年間計画表を掲載しました
<イベント報告>
4月イベント報告を掲載しました
4月1日(土) 桜三昧の一日を楽しむ(行田市から熊谷市へ)
<イベント案内>
・6月・7月イベント案内を掲載しました
6月3日(土)昭和記念公園・渓流広場
7月1日(土)バラエティイベント 東夜景夜景クルーズ
<投稿>
投稿「兵庫県」を掲載しました
★ 新型コロナウイルスの感染拡大に注意しましょう★
イベント時は各自 感染予防対策(検温、手洗い、マスク着用、黙食、大声を出さない等)
を心掛けて参加しましょう。
イベント報告
桜三昧の一日を楽しむ
イベント報告書
桜三昧の一日を楽しむ(行田市から熊谷市へ)
報告者:内海謙治
月日:2023年4月1日(土)
集合:午前8時50分 JR高崎線 行田駅東口
行程:行田駅⇒さきたま古墳公園~さきたま史跡博物館~古墳群散策~水城公園(昼食)~行田八幡神社
(花手水)~忍城(行田市郷土博物館)~観光物産館~行田市駅⇒熊谷駅~荒川・熊谷桜堤~熊谷駅
(解散)⇒JR大宮・新宿方面
参加者名:リーダー:内海、サブリーダー:飯島
1班 内海、中島、坪内、長岡、阿部、上野 6人
2班 飯島、立花、大橋、別府、玉村、井口、堀 7人
合計 13人
内容:
とても暖かいお花見日和となったこの日、桜の名所の多い埼玉県行田市から熊谷市へと散策し、一日中桜を楽しんだ。
先ずは行田駅からバスでさきたま古墳公園へと向かった。ここは埼玉県名発祥の地であり、5世紀後半から7世紀はじめごろまでに造られた日本有数の古墳群である。郷土博物館に入館し、古墳の歴史について学ぶこととした。この公園には9基の大型古墳が群集していて、散策しながら桜も楽しめる。丸墓山古墳に登り、二子山古墳で集合写真を撮った。
ここから水城公園へと歩き、昼食とした。ソメイヨシノに加え八重桜も既に開花していて、ゆっくりと過ごせる場所である。行田市は足袋の街として知られているが、ドラマ「陸王」ロケ地のひとつである。
行田八幡神社では2020年春からコロナで自粛生活が続く中で、癒しを提供したいとの思いから「花手水」が始まり、その後市内全域へと広まり、彩りを添えている。
映画「のぼうの城」の舞台となった城下町行田の「忍城(おしじょう)」は、関東7名城のひとつに数えられ、内部は郷土博物館の展示室の一部となっていて、最上階からは市内が一望できる。城と桜のコントラストが美しい。
行田市駅から秩父線に乗り、熊谷駅で降りて荒川・熊谷桜堤へと向った。ここは、日本桜の会「桜の名所100選」にも選ばれている名所であり、500本のソメイヨシノが並んでいる。桜吹雪の中を自由散策して桜三昧の一日を満喫した。
今年の桜の開花は例年以上に早かったが、何とか間に合い幸いであった。
写真は、古墳公園での集合写真、水城公園での昼食風景、忍城と桜、荒川・熊谷桜堤である。




投稿欄
当里山ウオーキングクラブでは、会員の投稿を掲載しています。
形式は自由、投稿を歓迎します。
2023年2月23日~26日 兵庫県
全国旅行支援事業で割引価格で宿泊でき、現地で使えるクーポンもつくということで、明石・姫路を旅行してきました。姫路では里山ウォーキングによさそうなところにも行きましたのでご紹介です。
初日は東海道・山陽新幹線の西明石駅から在来線に乗り換え、明石駅下車。全国的に寒波が到来した時期でお天気が悪く、この時点で雨。ランチに明石焼(だしをつけて食べるゆるめのたこ焼き)を食べるために、駅近の魚の棚商店街(アーケードあり)に向かいました。店先に昼網で上がったピチピチと跳ねる地魚や名物の蛸や穴子などのほか、出来立てのかまぼこやてんぷら(さつまあげ)、ちりめんじゃこやいかなごのくぎ煮などが並び、祝日で近隣から来たと思しき観光客でにぎわっていました。同行の友人によると、明石焼は以前食べたものより卵の味が濃かったそうで、店ごとに特徴があるようです。お店を出ると、雨が上がって晴れ間が見えてきていたので、駅北に広がる明石城城址公園に行きました。お城はありませんが、石垣や二つの櫓が残り、広々とした敷地は往時のお城の壮大さがしのばれ、天守台からは瀬戸内海がすぐそこに見えます。お天気が回復したため、明石港から淡路島にフェリーで渡ってみることにしました。当初は明石海峡大橋を渡ることを考えていたのですが、船で渡ったほうが橋が見えると思い、調べたところ、駅からもほど近い明石港から対岸の岩谷港までのフェリーは本数もあり所要10分程度と至便。明石海峡大橋を見上げるようにして進むフェリーからの眺めは壮観でした。乗客は地元客のほか、淡路島を自転車で回るツーリング目的の観光客などが目立ちました。岩谷港の案内所で、周遊バスで10分ほどのところに道の駅があると聞いて向かいますと、明石海峡大橋を望む写真を撮るのに絶好の場所でした。品揃えは名産の玉ねぎを始めとする野菜や海産物が多く、ドライブで来た観光客で賑わっていました。雰囲気にのまれ、つい乾燥エビを買ってしまい、かさばるし、臭うし、こわれやすくスーツケースに入れられず後悔することになりました。夕食は関西在住の友人も合流し明石港に面したイタリアンレストランで。新鮮な魚介の前菜やフリット、メインには目の前の漁港から今朝上がった魚がずらりとお皿に並べられた中からコチを選んで煮込みに。なかなか予約が取れないお店のようですが、値段も手頃で、できるだけ人数を集めて色々と食べられたら最高です。宿泊は姫路で明石から在来線で30分弱で到着しました。
翌日は朝から雨でしたが、念願だった姫路城観光に出かけました。駅近のホテルから徒歩15分ほど。バスの便もあります。姫路はアーケードの商店街が充実していて、雨の中の移動が楽でした。途中、昔ながらの風情の喫茶店へ。そう、姫路は名古屋と遜色ないほどのモーニング天国。コーヒー一杯でトーストやゆで卵などがついてきます。また、アーモンドトーストと言って、アーモンドバター(マーガリン)を塗ってトーストしたものが名物で、ぜひ食べたいと思ったわけです。この店のアーモンドトーストはアーモンドスライスが載っていて香ばしかったです。姫路城では、翌々日に姫路城マラソン開催を控え、雨の中マラソン開催準備が行われるのを脇目に、城内へ。遠目に見ても近づいてみても姫路城は完成された美しさですが、入ってみるとまさに実戦に備えた構造のお城。近頃再建された観光用のお城とは大違い。広さもあり、天守台への階段も急ですから足腰に自信があるうちに訪ねたいところです。天守閣のほか、西の丸から本丸まで続く百閒廊下も印象深かったです。市政100周年記念に整備されたという姫路城に隣接する庭園、好古園も観覧。広い敷地内に屋敷跡の区割りを生かした10の庭があり、テーマを定めた多くの植物が植えられ、花の季節であればさぞ、、、と思われました。池には錦鯉が泳いでおり、友人が園内の管理人と思しき方に「大きな錦鯉がたくさんいますね」と声をかけると、「小さいのは鳥に取られるから大きいのでないと生き残れないんよ」と何ともシビアな回答。街中とは言っても海も山も近い自然一杯の城下町ならではの話だと思いました。冷たい雨が降り続き、寒さの中午後の観光は断念し、別のアーケード商店街を通ってお店を見たり、お土産を買ったりしながら、ホテルに戻りました。夕食は駅近の繁華街の居酒屋で友人がぜひともと言っていた地酒(日本酒)に姫路グルメを。坊勢サバ、たこのから揚げ、姫路おでん、ひねポン(歯ごたえのある親鳥のポン酢和え)などを賞味。おでんは店によって多少異なるものの、だしで煮込んだあと、しょうが醤油のたれをかけて供されるものがスタンダードのようです。姫路に連泊しました。
3日めは寒い中でも朝から晴れてよい天気。友人とはこの日宿泊する有馬温泉で待ち合わせることにし、わたしはまずホテル近くの喫茶店でモーニング。マダムが一人でてきぱきと提供する年季の入ったこじんまりしたお店で、アーモンドトーストにコールスローと卵焼がついてほぼコーヒー一杯のお値段。すっかり気に入りました。チェックアウトして荷物を預けた後は、駅前からバスに乗り書写山円教寺へ。西の比叡山と称される天台宗のお寺で、ハリウッド映画「ラスト・サムライ」など映画・ドラマのロケ地としても有名です。ハイキング道も整備されているということで、今回天気が良ければ短い時間でも歩いてみたいと思っていました。時間が限られているため、バスで30分ほどの終着駅からはロープウェイに乗って4分で山上駅。眼下に姫路の街と瀬戸内海が見渡せます。まもなく円教寺寺域に入ると徒歩30分ほどで本堂の摩仁殿に到着。京都の清水寺のような舞台作りです。山内には10世紀創建以来の多くの御堂が点在し、主要な数か所しか行けませんでしたが、かつては修行僧が山中を巡り歩いたことがしのばれるような小道も多く点在し、保護林の植生も豊か。ゆっくり歩いて回りたいなと思う場所でした。豊臣秀吉が陣を張った際に仏像や寺宝を多く持ち去ったとのことですが、建物は注意深く修繕され往時の姿が再現されていました。ロープウェイの駅から摩仁殿近くまでマイクロバスの送迎(有料)もあり、観光客も気軽に参詣できますが、足元は石畳などではなく土の地面ですので、高尾山のように革靴やサンダルでもというわけにはいきません。皆スニーカーやウォーキングシューズでのお参りでした。きちんとしたハイキング装備のひともあり、麓から登って来たのかと思われました。市内に戻り、JRと地下鉄・私鉄を乗り継いで有馬温泉駅で神戸市内を観光していた友人と無事合流しました。有馬温泉では雪がちらついていました。
よく歩いた3日間の疲れを温泉で癒し、翌朝、この日も三宮でお買い物の続きという友人と別れ、(人混みは苦手なので街へは行かずに)新神戸から新幹線で帰路につきました。
次の機会には淡路島も回ってみたいと思っています。(三年ふぐというのが有名らしい)
投稿者:里山ウオーキングクラブ 別府幸子

明石 魚の棚

淡路島から見た明石海峡大橋

明石焼の店先の蛸

姫路城を望む

姫路城天守閣

姫路の居酒屋の店先の提灯

姫路の喫茶店のモーニング


書写山ロープウエーからの眺望
書写山圓教寺魔仁殿
<瀬戸内紀行>
2022.9.16~9.18
コロナ禍で自粛していたが、久し振りに遠出ができたので、投稿します。
今回は、「瀬戸内紀行」と称して、しまなみ海道、岡山後楽園、倉敷美観地区、鷲羽山、
牛窓、神戸夜景など瀬戸内海沿いに西から東へ移動してみた。
先ずは尾道からレンタカーを借りてスタート、しまなみ海道を向島、因島、生口島、大三島、
伯方島、大島までを往復した。眼下にはどこまでも長閑で波静かな瀬戸内海が広がり「瀬戸の花嫁」の歌詞にあるような風景が思い起こされる。どの景色も素晴らしいが、大島の亀老山展望公園からの眺めは一番で、来島海峡大橋はじめ360度海と島とが見渡せるビュースポットになっている。
次に向かったのが、岡山後楽園である。日本三名園のひとつとされる大名庭園で、岡山藩主池田綱政によって造園され、300年以上の歴史がある。芝生が広がる園内には藩主の居間、池、築山、茶屋、亭舎が設えられており、その奥には岡山城が見渡せる回遊式庭園である。
二日目は、倉敷美観地区を訪れてみた。倉敷川沿いに有名な大原美術館を始めとするミュージアム、白壁の屋敷、おしゃれなカフェやレストラン、土産物店が並び、若い女性が好むような街歩きができる観光地である。
倉敷市を南下すると瀬戸大橋が一望できる鷲羽山展望台がある。ここからの展望も素晴らしく、次回はこの橋を渡って四国側へと走り抜けてみたいと感じる場所である。
次に向かったのは、日本のエーゲ海と呼ばれている牛窓である。オリーブ園から見渡す瀬戸内海、黒島ヴィーナスロードと呼ばれる砂州があるが、雨がやまずに立寄れずに通過しただけであった。この日の内に神戸まで向かい、夜景を見る計画であるので、先を急いだ。
神戸の夜景は、日本三大夜景のひとつであり、是非今回も眺めておきたい思いから、雨中で
霧がかかり、先がよく見えない坂道を必死に運転しながらようやく麻耶山掬星台に到着、何とか霧の間から夜景を見ることができた。
最終日には、ネットでも話題の日本一の高級住宅街である芦屋市六麓荘町に行ってみた。とても自宅とは思えないようなまるで宮殿や御殿のような建物がこの一角には立ち並び、別世界をつくり上げている。
神戸三宮や中華街は相変わらず多くの観光客で賑わっており、有名な飲茶や豚饅を手に入れるには長時間でも並んで待つという辛抱が必要である。
今回の紀行は台風が迫って来ている中で、西から東へと台風から逃げるようなルートであったので何とか予定通り完結できた。
次回はもう一度牛窓、瀬戸大橋、神戸夜景に再チャレンジしてみたいところである。皆さん方も是非一度訪れてみては
如何でしょうか。
里山ウォーキングクラブ 内海

亀老山展望台から来島海峡大橋を望む

倉敷美観地区

牛窓にある白亜のホテル

後楽園と岡山城

鷲羽山展望台から瀬戸大橋を望む

神戸麻耶山からの夜景