ここは里山ウォーキングを楽しむクラブです。毎月オアシス・里山・低山など、バラエティーに富んだめったに行くことのできないハイキングが計画され、季節に触れながら、体力に合わせてハイキングが楽しめます。
ウォーキングは足腰を鍛え、心身の健康維持に大事なことは分かっていても、なかなか続けられないものです。里山ウォーキングで楽しみながら歩く習慣が身につき、仲間との交流を深めることができます。
ニュース
<イベント案内>
12月7日(土) 槇寄山~丸山(低山)
12月18日(水) 多摩湖上の湖
2025年1月15日(水) 黒川駅~別所バス停~黒川駅
イ ベ ン ト 報 告
里山オアシス(塩船観音~霞丘陵自然公園~岩藏温泉)
イベント実行記録 久米克彦(記)
1.コンセプト
青梅路の深まる秋をゆっくり堪能しながらのんびりハイキング。
2.内容
日時:2024年11月13日(水)
集合:東青梅駅北口 9:00
行程:東青梅駅~塩船観音(しおふねかんのん)~霞丘陵(かすみきゅうりょう)自然公園~笹仁田峠~七国峠~岩倉温泉=(バス)=東青梅駅(解散)
歩行:約2時間半
持物:通常ハイキング装備、昼食、飲み物、雨具、健康保険証
申込先:久米克彦 090-9335-19873宛てショートメール
3.参加者6名 (受付順、敬称略)
久米克彦(リーダー)、中島悌子、高橋真弓、飯島裕子、別府幸子、黒田恭子
4.コースポイント
①東青梅駅~②塩船観音寺入口~③塩船観音像~④霞丘陵自然公園入口~⑤霞丘陵ハイキングコース入口~⑥分岐~⑦笹仁田峠入口~⑧仁田峠~⑨岩蔵温泉分岐~⑩岩蔵温泉バス停=バス=東青梅駅(解散)
5.実行記録
①東青梅駅に9時集合であったが8時50分には全員集合。スタートのミーティングでコースの概要説明(特に山道から岩藏温泉への下りに注意)。軽く準備体操を行い、出発したのが9:04。塩船観音までバスはあるが、それほどの距離ではないので歩くことにした。
②東青梅駅から北に向かって城山通まで行き、通り沿いに東方向に歩く。途中吹上菖蒲園があり、春は色々な花が見られるが、秋には何もないので素通り。駅から30分程で塩船観音寺の大きな看板が出てくるので、此処で左折。(9:31)
③上り下りしながら塩船観音寺入口に到着。(9:45)ここはなかなかの寺で、真言宗醍醐派
別格本山、山門(仁王門)は茅葺の切妻造りで阿吽の仁王様方がしっかり守っていらっしゃる。歴史も古そうで、7世紀半ばに本尊の千手観音が安置されたのがそもそもの始まりと説明されている。また山門から左側に行くと薬師堂がり、そこにある薬師如来は「ボケ封じ」の神様だそうであやかりたい。この寺は季節は春、躑躅の時期がいいが、秋は紅葉か。
なお塩船観音寺の「塩船」は寺の周りの小丘に囲まれる地形が船の形になっているのでその名が付いたと言われている。山門から阿弥陀堂、本堂、招福の鐘と石段や坂を登り大きなコンクリート作りの塩船平和観音像に辿り着く。(10:01)
④⑤平和観音像の裏側に回ると、フェンスがあり鍵が掛かっているが、鍵を外して簡単に中に入る。これはイノシシなどが境内に入り込まないようにしている為だ。ここで一度小休止を入れる。山道だが、右に降りると霞丘陵自然公園、右に行かずそのまま進むと霞丘陵ハイキングコースが始まる。(10:14)
⑥ハイキングコースをのんびり進むとゴルフ場裏口(工事用などの出入り口)からの舗装道路にぶつかるが、ここでハイキングコースの繋がりが分からなくなるので要注意。フェンスの切れ目の所をよく見るとハイキングコースの細い道があり、そこに入る。全体としては宗教施設内になるので最後は施設内の広い道路に沿って七国峠をめざし、岩藏街道に出る。
(10:37)
⑦⑧岩蔵街道を横断すると「ハイキングコース、笹仁田峠」の標識がある。そこから右へ 10m程で斜め左に「笹仁田峠入口」の看板があり、それに沿って緩やかな坂を登る。大きな石ころの多い登り道で歩きにくいが、木々に囲まれた静かな林の道は心地よい。やがて広い広場に出るが、此処が七国峠、七国広場である。着いたのが11:30。皆さんはお腹が空く頃だ。メンバーの一人から食事にしようと声が掛かり、時間的な制約を考えもう少し先で考えていたが、ここで昼食休憩を30分取ることにした。休憩の後、みんなで記念写真を撮る。(11:59)
⑨七国広場から林道を進んで10分程でやがて岩藏温泉への分岐の看板が見える。(最初の下見の時にここで間違え飯能近くまで行って仕舞った。)更に30分程で岩藏温泉に出る下りの道に出る。当日は快晴であったが前週の雨のせいか、水はけが悪くぬかるみが残ったところもあった。このハイキングコースの中では一番の難所の下りの道である。悪戦苦闘の15分の後、岩倉温泉の所に出た。仲間たちが無事に岩藏温泉に下り終えられホッとする。(12:50)
⑩岩藏温泉からのバスは12:58なので兎も角急ぎたい。これを逃すと1時間は待たないといけない。バス停に着いたのは12:55。実際に河辺駅行のバスが来たのは13:02で何とか間に合った。河辺駅行のバスなのでそのままゆっくり終点までと申し上げたが、流石はベテランぞろいの女性の皆さんより、「東青梅駅で降りる方が電車との価格差で、バスで河辺駅に行くよりも予定通り東青梅駅で降りた方がコストが安い」という事を指摘され予定通りの東青梅駅で降りることとなった。まだまだ自分の経済観念の甘さを後悔。東青梅駅に到着したのが13:25、ここで解散。
天気に恵まれ、全員でハイキングコースを十分堪能し、時間管理も設営通りで、また皆様が何事もなく本オアシスイベントを完了できたことで、本当に皆様に感謝です。全員13:37の立川行で帰宅の途に就いた。
以上
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